2012年1月24日火曜日

生徒との話から思ったこと - ストレスについて(1)

昨年(2011年)12月に五ヶ瀬に行った時に生徒と話した内容から感じたこと。
今回の記事は、「ストレス」について。

■「ストレス」という言葉が出てきてびっくり
食堂で生徒と話をしている時に
「ストレスを感じる」という話が出てきました。

五ヶ瀬にいるとストレスを感じていて、
実家に帰った時にそのストレスを発散し、
また五ヶ瀬に戻ってきてストレスをためて、
また実家に帰ってストレスを発散し…
の繰り返しだと言うのです。

自分はちょっとびっくりしました。
自分達が生徒の頃って「ストレス」って言ってたかなーっていうのが
あんまり思い出せないんですが、妙に違和感がありました。

■なんで違和感があったのか
なんで自分が違和感を感じたのかなと思って考えてみたんですが
ストレスをためる、発散するというサイクルが
なんか疲れ果てたサラリーマンみたいやなーと思ったからかなと思います。

仕事に疲れ果てて、休みの日でストレスを発散し、
また仕事に戻ってストレスをため、
次の休みが来るのを待ち遠しく思いながら毎日を過ごす…
そんな感じかなと。

サラリーマンに悪いイメージがあるというのではなくて、
「疲れ果てた」サラリーマンみたいなのが残念だなと思います。
毎日を楽しんでない、というか、むしろ日々の生活がストレスの根源
という感じですが、それだと人生面白くないですよね。

■毎日を楽しまんともったいない
自分もサラリーマン(給与所得をもらって仕事をする人間)ですが
仕掛かりの仕事で熱中しているものがある時は
月曜日が来るのが楽しみな時もあります。

もちろん、つまらない仕事とか、大変な仕事も時にはありますが
総じて仕事は面白いなと思っています。

つまらない仕事とかがあったら
いかにそれを効率化してやる時間を短くしてやりたいことをやるか、
あるいは、つまらない仕事をどうやったら面白くできるか
そういうことを考えたりもしていて
そのプロセス自体が自分にとってはチャレンジで面白いなと思っています。

生徒の話に出てきた「ストレス」という言葉や、
ストレスをためる・発散するのサイクルに違和感があったのは、
「ストレス」という言葉によって思考停止してないかなと思ったからかもしれません。

ストレスを感じるなら感じるで
いかにそれに対処していくかがチャレンジングで面白いところであって
それを実家に帰ることで解消っていうのは
そんな人生つまらんちゃないかなーと。

五ヶ瀬での生活に大変な部分があることは分かりますが
面白い部分もたくさんあると思いますし、
それをどうとらえてどういう行動をとるかが大事だと思うんですが
そういう話をしたら良かったかなともちょっと思ってます。

■ストレスって悪いもの?
あと、「ストレス」=「悪いもの」
という感じでとらえている感じがしたんですが
そんなことはないですよね。

筋トレを考えると分かりやすいですが、
筋力をつけるには、トレーニングで筋肉に負荷をかける必要があります。
すなわち、筋肉に「ストレス」をかける必要があります。

その後、超回復することによって前よりも筋力がつくわけですが
一度負荷をかける、ストレスを与えることをしなければ
筋力は伸びないわけです。

もちろんかけ過ぎると筋肉を破壊してしまったりするので良くないですが
力を伸ばすためには適度なストレスは必要です。
筋肉に限らず、勉強とか仕事でも大体そうだと思うんですよね。

そこが「ストレス」=「悪いもの」として
思考停止になっちゃうと、成長する機会がなくなってもったいないですよねー。

なんだか長くなってきたので今回はこのへんで。
まだストレスについて考えたいことはあるので、次回も引き続きストレスについて書きたいと思います。

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