2013年3月23日土曜日

「卒業生と語る会」(3月9日開催)での話(その1)―1人1人の役割について

食堂で話をしました
もう先々週になってしまいましたが、先日(2013年3月9日)の夜に、「卒業生と語る会」が開催されて行ってきましたのでその報告です。

卒業生と言っても、自分と同級生の田部君の2人でしたが、寮で在校生に向けて話をしてきました。


会の内容については以下のとおりです(同窓会サイトより転載)。
2013年3月9日(土)「第2回卒業生と語る会」

時刻:19時00分~20時00分を予定
内容:卒業生が3・4・5年生向けに、自由に10分程度話をする。
在校時の思い出や現在の就いている仕事の話(進路に関わること)など、在校生に有益な
内容であればOKです。パワーポイントの使用も可です。
場所:こだま寮
※なお、翌日、フォレストピア学習発表会にも参加してきましたが、その内容はこちら↓


この記事では、卒業生と語る会の方で話した内容について簡単にまとめておこうと思います。
まずは田部君の話から。


■一人一人の役割
田部君が関わって作った
クリアファイルを片手に説明
田部君は、今の仕事でやっていることにからめながら、一人ではできないことをいろんな人の力を借りてどうやって進めていくかということについて話をしていました。

その例として、中高生向けのストレス対処や悩み相談のための活動のPRのために、ティッシュやクリアファイルを作ったりする中で、どのように企画をして、組織内外の人と相談や調整をして進めていくかということが挙げられていました。実務の話がベースになっていて具体的で分かりやすかったです。

話はそこから五ヶ瀬の生活で学んだことともつながっていきました。五ヶ瀬では、6年間というスパンの中で人間関係を築いていくので、その中でそれぞれの人の特徴や強み・弱みが分かってきて、それぞれの役割が大体決まってきます。

ただ、決まってくるとはいっても、6年間の中でそれは変わったりします。その時々の中で、自分の状況や周りとの関係を踏まえながら、果たすべき役割を見つけてやっていくと良いのではという話でした。

※なお、田部君には以前インタビューしていて、その中でも関連する話が出ていました。


この話、自分も同感だなと感じました。そして、これは五ヶ瀬での生活だけでなく、その後の大学や仕事の中でも役立つ視点やなーと思いました。

生徒の中からは、「私にも役割あるかなー?」というような心配も出ていましたが、少なくとも僕は、1人1人に絶対に何か役割や強みがあると思います。

五ヶ瀬は少人数な分、そうした役割を見つけていく上で良い面も悪い面もあると思いますが、できるだけ前向きな方向に目を向けて、小さなことでも良いので役割を見つけてそれに取り組めるとまたさらに学校や寮生活が面白くなるのかなと思いました。

田部君の話については大体以上ですが、意外に長くなってしまったので2回に分けることにします。自分の話は次の記事で!

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