久しぶりの学校 |
その話も別途整理したいと思いますが、この記事ではとりあえず、フォレストピア学習発表会で感じたことをまとめておきます。
会の内容については以下のとおりです(同窓会サイトより転載)。
2013年3月10日(日)「フォレストピア学習発表会(ホームカミングデ―)」時刻:8時50分~14時30分内容:在校生がこれまで取り組んできたフォレストピア学習の成果発表会を聞いてもらう。場所:五ヶ瀬中等教育学校(事務室にて会場の詳細を記した資料を配布します。)補足:在校生保護者の参観日にもなっています。当日を「ホームカミングデー」と位置づけ、卒業生が年1回五ヶ瀬に戻ってきて顔を合わせる機会にしては、というのが狙いで今回が2回目です。
なお、今回卒業生は、在校生の発表を聞いて質問やアドバイスをする「フォレストピアアドバイザー」という役割を担いました。
在校時と異なり来客者としてこっちの玄関から入りました |
発表は午前と午後に分かれていて、その間に4年生が体育館でポスターセッションをするという構成になっていました。自分は都合により、午前とポスターセッションのみ参加しましたが、非常に面白かったです。
以下、自分が参加した範囲での話になりますが、感じたことです。
■生徒の発表について
・単なる資料のまとめという発表はなく、必ず自分の足で得た情報や自分なりの気づきがまとめられていて素晴らしいなと思いました。
・基本的にパワーポイントの発表になっていたようで、発表方法の多様性は減った気がしますが、みんな発表の仕方がうまいのにはびっくりしました。パワポのスライドのつくり方から展開の仕方まで自分も見習える部分がありました。
・ポスターセッションで先輩から後輩にアドバイスがあったり、先輩の研究を引き継いで後輩が発展させたりと、縦のつながりが活かせているのは良いと思いました。
■アドバイザーとしての役割について
・内容については、自分が参加したのは森林文化で、林業系や地域関連のものなどが多く、比較的自分もこれまでに学んだことがあったり関心をもっていたりする分野と近くアドバイスできる部分が多かったので良かったなと思いました。
・ただ、卒業生以外のアドバイザーの方もいらっしゃったので、どのくらいコメントすべきかというのは結構迷いました(基本はそちらにお任せすべきなのかな…と思ったりしつつ、結局いろいろコメントしてしまいましたが)。
・また、質問にとどめるべきなのか、アドバイスをするべきなのかは結構迷いました。アドバイスをいろいろしたかったところはあったのですが、最終発表の段階でアドバイスしてもそれを反映するのが難しいと思いますので、内容の修正になるようなことにはあまり踏み込まず、感想ベースのコメントにとどめました。
・このあたりも踏まえ、来年度はもう少し前のタイミングから関われると良いのかもなと思いました(例えば中間発表をしてそこでアドバイスするとか、現地に行かないまでも論文の要旨を作ってもらってレビューするとか)。
・あと、本当は全員にそれぞれコメントしたかったのですが、機器トラブルもあって時間がおしたこともあり、時間の関係上遠慮してしまったので全員にコメントできなかったのが残念でした(休憩時間に個別にフォローしたりはしましたが)。
■発表会の運営について
・Ustream等で配信をして、会場に来れない保護者や卒業生等が見れるようにしたら面白いのではないかと思いました。面白い内容が多かったので、来場できる人だけしか見れないのももったいないなと思いました。
・ポスターセッションは動きがあって面白いやり方だなと思いました。
■その他
・これまでのものも含めて、論文をネット上で参照できるようにしてデータベースを作れると良いのではと思いました。
・同じく、プレゼンテーションも、ネット上で公開して参照できるようにしてはと思いました。SlideShareみたいなスライド共有サイトで共有したら口コミが発生しそうな内容もありました。
廊下に掲示してあった字がめっちゃうまかった |
総じて、発表は普通に聞いていて面白く、一緒に行った奥さんも同じく面白かったと言っていました。さすがに横浜から行くのは結構遠かったのですが、いろいろと刺激をもらえ、行って良かったなと思いました。
また来年もタイミングが都合がつけば参加したいなあ…
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