2012年6月5日火曜日

五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 甲斐考太郎さん(2)


五ヶ瀬中等教育学校2004年卒業生の
甲斐考太郎さんのインタビューの続きです。
前回は仕事を選んだ経緯などについて聞きました。
今回は、仕事で大変なところや面白いところについて聞いていきます。



―仕事でどういうところが大変?
この日は中華街で話を聞きました

うーんと…仕事は…大変なのはなんすかねー…特にないですね(笑)


―営業向きやね(笑)温度差があったりとか、断られたりとか結構辛くない?

自分は寝たら忘れるタイプなんで(笑)
その時その時は辛いですけど、寝たら大丈夫です。


―じゃあ面白いところは?

民放って、NHKと違って、スポンサーからのお金で収入を得ています。逆に言うと、スポンサーがつけば番組が作れるんですよ。だからスポンサーに直接こういう番組をやりましょうという提案ができるんです。


―え?番組?CMじゃなくて?

基本的にはCMっていう売り方なんですけど、2種類くらい売り方があります。1つはスポットCMって言って、番組とかはあまり関係なく、この日からこの日まで、例えば1週間という期間を決めてその間にCMを何本流してくださいというやり方です。

もう1つは、番組に提供元として名前が付いて、月額いくらですよというやり方です。この2つの売り方があります。


―あー、確かに!言われてみれば、「この番組は○○の提供でお送りしました」みたいなのあるもんねー。

そうなんです。その提供の方で番組とかを作ったりします。それこそ、この間は宮崎出身の有名人に出演をお願いしてミニ番組を作りました。



―番組づくりにはどのくらい関わると?

スポンサーや番組内容にもよりますが、関わるときはほとんど全部関わりますね。さっきの話だと、最初にこういう番組をやりますっていう企画書を広告代理店の方と一緒に作ってスポンサーに提案します。やりましょうっていう話になったら、まずはキャスティングの作業です。タレントさんなどの事務所に自分で電話して調整します。

その後、出演者の日程をおさえて、制作会社を探して見積もりをもらいます。撮影に何人必要でどういう機材を使うのでいくらくらいですよといった話の詳細を確認してから決めます。実際に撮影が始まると現場に立ち会って、いろいろチェックを行います。

芸能人も来たりしますけど、本社が宮崎なんで宮崎に関係する人ばっかりですね(笑)


―それは結構やりがいがあるね。自分が企画からやって撮影にも立ち会って、それが番組として流れるということやんね。

そうですねー、楽しいですよ。最初の時なんかはすごいテンションが上がりました。


―交渉とか入ると思うけど、そういう仕事で必要なスキルはどうやって身につけるの?

上司がいるので、1つ1つ報告して教えてもらいながらですね。これは値段感高いのか安いのかとか最初はよくわからないんで(笑)





今回は以上です!

次回はもう少し仕事のことについて詳しく聞いていきます。

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