2012年6月6日水曜日

五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 甲斐考太郎さん(3)

五ヶ瀬中等教育学校2004年卒業生の
甲斐考太郎さんのインタビューの続きです。
前回は、仕事で大変なところや面白いところについて聞きました。
今回は、会社や業界の状況や、
宮崎と東京の違いなどについて聞いていきます。




中華街で杏仁ソフトを食べました
うまいものはうまい!
―社員の人はみんな宮崎の人なの?

アナウンサー以外は全員宮崎の人です。アナウンサーもバラエティーとかの番組ではなまったりしてるんですが、ニュースとかは正確に伝えるということがあるのでなまらないようにしているみたいですね。


―社員は何人くらいいるの?

派遣の人とかもあわせると130人くらいですかね。自分が関わる営業の部署では支社をあわせて20人くらいですね。


―他には何をする人がいるの?

他は報道の記者や制作のディレクター、総務とかどの会社にも共通するような部門などがあります。

あとは、番組のテープが上がってきてそれをタイムラインにのっける「放送実施」っていう仕事があります。放送事故などのミスがないようにチェックする部署で、20人くらいいますね。裏方ですがとても大事な仕事です。

他にはイベントをやる部署があります。ジャムナイトとか、スポーツフェスタとか。

新入社員は毎年3-4人くらいですね。


―東京の営業所は今3年目が終わろうとしているところってことやけど、宮崎から東京に来た時の変化って何か感じたことがある?

ありましたねー。大学は東京にいたんですけど、宮崎と東京では仕事の時間の流れの速さが違うんですよ。私の感覚値だと3倍です。日向時間は3分の1なんですよ(笑)


―面白いね(笑)それはどういうところで感じるの?

打ち合わせ時間は宮崎より東京の方が短いです。宮崎では雑談する時間も多かったですね。それも宮崎の良さなんですけどね。東京はビジネスっていう感じです。最初は結構びっくりしました。東京に来た頃は疲れてましたねー。家に帰ったらすぐに寝てました。


―2年目、3年目での変化っていうのは何かある?

基本的には繰り返しなので段々楽にはなりました。サイクルがわかるので。


―業界の雰囲気の変化とかは何か感じる?広告とかもどんどん減ってきてると思うし。

テレビをあまり見ない人が増えてきましたからね。あとはネットテレビとかも出てきたりと競合も多いので不安感は感じていますね。

ただ、対策を行っているところもあって、例えばフジテレビはお台場合衆国などの取り組みで収益を上げていこうとしています。また、日テレはフェイスブックと連携して、データ放送でいいね!ボタンを押せるようにしたりとか、そういった試みを行っています。



今回は以上です!

次回は起業のことについて聞いていきます。

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