前回に続き、
「宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い」
という手記の掲載です。
(著者は五ヶ瀬中等教育学校の設立に携わった故児玉郁夫先生です)
前回までの記事はこちら↓
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「はじめに」
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「中学・高校の一貫教育への期待」
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「五ヶ瀬中学校・高等学校の芽生え」
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「松形知事の決断」
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「学校設置にあたって」
- 宮崎県立五ヶ瀬中学校・高等学校(6年一貫教育)にかける思い―「寮生活」
<入学者選抜>
開校時から現在まで、定員40名に対する応募者の倍率は、10倍前後で推移しているが、選抜には学力検査を課さない。小学生がもっているその時点での知的学力よりも、入学後6年間に要請される学力の方を重視していることと、将来の社会生活に適応する個性を重視した教育を志向しているからである。
勿論寮生活に耐え得る資質も考慮して、小学校長の「推せん調書」「面接」「集団・個人実技」により、自立心、積極性、協調性等を見極め、定員の1.5~1.7倍を一次合格者として、抽せんによって40名を決定する方法を採っている。
今回は以上です。
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