五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー第2弾、田部篤太郎さんの話も今回で最後です!
前回から大学時代の話です。今回は、大学で勉強した内容についてです。
前回までの記事はこちら↓
―他に帰ってきてやりたいことは?
もう1つやりたいのが、五ヶ瀬の部分やね。そういう意味ではドン君と一緒なんよ。せっかくこっちに帰ってきたからさ、僕がしてもらってたことを、何かしらできる形で返せないかなって。
例えば相談にのるとかいうのでも動けたら面白いと思うんよね。それはめっちゃやりたいんよ。そういうグループなんかを作りましたっていうと面白いと思うんやけど。
―それは一回作ってるんやけど、止まってるんよね…学校や生徒とどうやったらつながれるかっていうのが課題やね…大体毎年1回くらいは話をしに行ってはいるんやけど、継続的に関わりを持てるような形でね。
そうなんよね。イベントじゃなくて、ちゃんとプロセスを共有できるというか。進路相談とかできんのかな~(笑)。
今でも進路で迷ってると思う人がいると思うんやけど、僕は社会福祉が専門やし、そういう形で、理系、文系こういうのがありますよっていうのを提示できればいいんじゃないかな。
―そうそう。そういうのに協力してくれる卒業生の名簿が10-20人くらい、前集まったんやけどね。こういう大学で勉強したり仕事してたりして、こういう相談なら乗れますみたいなリスト作ってこういう卒業生いるんで、進路相談とか乗れますよっていう話も持ってったことはあるんやけど、それはあんまりうまくいかず実現してないね…だから、もう1回それをやってみるっていうのもあるし。ただ、先生も忙しいからね…田部ともおいおいそのへんを相談させてもらうわ。
最後に聞きたいのが、五ヶ瀬に入って良かったことや今に活かされていることってどんなことがある?
6年間の自分を見る目ができたっていうのはありがたいね。客観的にこうやってさ。
たぶん普通の学校だったらこんなに話せんかったと思うから、そういう意味では、自分がいろんな人たちに支えてもらっていうのをちゃんと自覚できたりとかは良いね。
あとは自分の弱いところ強いところも含めて整理ができるようになったのは良かったなと。それは五ヶ瀬に行ってたおかげやろうなと。
―他のところじゃ難しかったやろか?
個人的にはそう思うね。それは最近のブログのコメントにも書いたけど、見本になる人がメディアとか遠くの部分になると、僕のことを知らない人を見本にして、その人の一時の一部分を見て、こうなりたいと思うと思うの。
でもこの人の挫折した部分とか下積みした部分とか、そういうのは言葉や文字でしか知れないのよね。というので、興味関心が遠いところに向いてたら、たぶん僕が自分の中で大切にしたいものっていうのはもっと少なくて言葉にできなかったと思う。
逆に、6年間の同級生もそうやし、先輩とか先生もそうやけど、そういう時間の流れを通して、「この人いいなぁ」と思った時の自分であったりとか、そういう僕を10年経った今、どう捉えたのかっていうのを考えるのは、たぶんあの環境があったからできるんちゃうかなと。
―それは身近にロールモデルがいたってこと?
そうそう。理想とするロールモデルがたくさんいたからさ。例えば、甲斐先輩みたいに、ああやってユニークで立派な人を見るとええなぁと思ったり、上水先輩みたいにあんだけ勉強できて頑張ってる人見ると、ああすげえなぁって思ったりとかさ。
そうやって先輩に対しても同級生に対しても、それぞれに良いなあって思うけど、じゃあ自分はどうなんかとかを、少しずつ考えられるようになったかな。
当時はそこがなかったんやけど、今の僕にしてみると、そうやって悩んだり、身近にそういうロールモデルがあってその後もつながってたからこそ、自分のロールモデルっていうのが、今の自分っていうかたちでできてきたんやと思う。できてきたっていうか、言えるようになったんやと思う。
―なるほど。逆に、こういうことをやっておけば良かったっていうのは?
それはハメを外すことかな。あそこはあんまり外れることがないからさ。当事者の人たちもそうやけどさ、「あんたは真面目に育ってきたんやね」って言われるんよね。
あかんことなんやけど、いろんな人生経験をしてた方が良いなっていうのがあって。そういう体験をしてないっていうのは、ある意味もったいないし、多少は知りたかったかなと思う。
―それは分かるなー、分かるけど、どっちかをとったらどっちかをとれないって感じやなー。
だから五ヶ瀬でそれをとろうと思ったら、もっと地元に入っていくとかになると思う。
五ヶ瀬中等教育学校っていうところのコミュニティじゃなくて、五ヶ瀬町っていうところにもっと落とし込めば、そこらへんの部分も、関わりを持てて知ることができたかもしらん。僕は薄かったからさ。
―三ヶ所とか、もっと日常的な、近い関わりを大事にしてたら違ったかもしらんよね。
まだ学校ができて新しかったから、最初の頃は五ヶ瀬町の人たちも、五ヶ瀬中等教育学校の子どもはお客様みたいな印象がたぶんあったんだろうなーって思う。
だから、ホームステイなんかもそうなんやろうけど。それが、自分の地域の中のひとつのもんやというところまで落とし込まれる過程が、今どうなのかっていうのは分からん。
時間の経過の中でそれを担っていくのがしんどくなって、お客様だけ残って、地域が離れていくっていう可能性もあるし。
逆に神楽みたいな形で溶け込んでる部分もあるやろうし。どっちなんか分からんね。僕は当時もそうやけど、今もそんなに地域に関わってないから。そこらへんはドン君のほうが分かるんとちゃうかな。
―同じ問題意識やね。どっちかっていうと、お客様だけになっちゃってるんじゃないかなっていう心配があるな。あとは、五ヶ瀬でやったことや学んだことが今に生きていることって何かある?
うーん、もっと学んどきゃよかったなってことはたくさん思うけど(笑)。
やっぱり人間関係を学んだよね。人づきあいだったりとか。つながりを大事にする部分とか、そういう思考には五ヶ瀬がすごく影響してると思う。
たぶん僕がここで話したことは、全部が全部理論で当てはめられるかっていうとそういうわけじゃなくて、僕の個人的な考えが半分以上占めているから、その部分をこうやって話せるようになったのは、たぶん五ヶ瀬の体験がもとになっているんよね。
―お菓子作りとかもそういう役割と関係してたん?
僕は元々好きやったからさ、お菓子作りとか。それで話すと面白いよね。
―あと、ブログのコメントで書いてた、自分で自分の道を歩きはじめる時っていうのは田部の場合はどこやったん?
大学3-4年くらいかな。
―なんでそう思うの?
ひとつは自分の就職の志望とかがある程度決まった頃だから。もう社会福祉の現場でどっぷりとやっていきたいと思ったのがひとつ。
あともう一つは今みたいなこういう考え方ができるようになったから。
―ある程度客観的に自分を見れるというか?
そうそうそう。活動とかも、前の上水先輩に手紙送ったりとか、甲斐先輩の部屋に遊びに行ったりとか、そういうような無意識の自分の興味・関心っていうのではなくて、大学の頃はいろんな勉強会つくったりとかしてたんやけど、意識して先生たちや同期にも投げかけて仲間集めて、そういう勉強会を作ったりとか活動をするようになった。
そういう意味では、自分の資質っていうのをちゃんとつかえるようになってきた。使えるようになり始めたのがその頃やったから。そういう意味では、そこらへんかな。
僕はまだまだできてないんやけど、社会福祉、ソーシャルワークの用語で、「自己覚知」っていうのがあってさ。要は、自分の弱みとか強みとかを含めた特性であったり、自分の思考・志向であったり、課題であったり、社会の中の自分自身を知ることが大事って言われているんよね。
というような自己覚知が専門職には必要だっていう話になるんやけど、それに近いものがあるのかな、自分の道を歩くっていうのは。
―それはどういう場面で使われる用語なの?
僕らの試験でもよく出てくるけど、対人援助職でやってると、相手の話にすごい取り込まれてしまって自分を見失ったり、逆に自分が相手を振り回してしまったりとかがざらに出てくるんよね。無意識のうちに価値観を押し付けてたり、自己決定を阻害したりとかもあるし、逆に燃え尽きであったりとか、自分を見失ってしまことにつながる。
その時に専門職としての「自分」っていうのは何なのか、自分の肩幅で何ができるのかっていうところをきちんと捉えることが大事だと。
相手の視点に立たんといかんっていうのが僕らの専門職の立場やから、相手の側に寄り添った時の僕っていうのがどう写っているのかっていうことと、専門職としての僕、僕から見た相手っていうのと、僕を含めた僕の社会を整理して面接、相談支援っていうのはやらんといかんっていうふうに言うんやけどね。
そこのところをどれだけ自分の中で意識して取り込めるか。そういう意味では、僕はまだ専門職としてはまだまだ足りんけど、ある意味そういうのを意識し始めたり、考え始めたのが大学の3-4回生くらいかな。
―なるほど、良く分かった。それはすごい大事な話だな。普通の大人でもそれできてる人少ないでしょ。
ソーシャルワークはどれでも良いからパッと1つ読んでみると面白いよ。社会福祉系の大学を卒業した子っていうのは、民間で言うと銀行窓口とかに採用されることもあるんだ。
っていうのは、相手には何が必要か、何を相談に行きたいのかっていうのを対話の中でくみ取るから。上から目線であったりとか、こっちの枠組みであったりとかではなくて、相手の話をまず聞いて、何が必要かっていうのを捉えることを学んでるからね。
ここ最近は分からんけど、前はそうやって採用が決まる人もいたよ。
―なるほどねー。そういうこともあるんやねー。面白いなー。
今日は同級生と言えど当時は分からんかったことも分かったし、いろいろと勉強になりました。
ありがとう!
以上です!
前回から大学時代の話です。今回は、大学で勉強した内容についてです。
前回までの記事はこちら↓
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(1)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(2)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(3)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(4)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(5)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(6)
- 五ヶ瀬中等教育学校卒業生インタビュー - 田部篤太郎さん(7)
―他に帰ってきてやりたいことは?
もう1つやりたいのが、五ヶ瀬の部分やね。そういう意味ではドン君と一緒なんよ。せっかくこっちに帰ってきたからさ、僕がしてもらってたことを、何かしらできる形で返せないかなって。
例えば相談にのるとかいうのでも動けたら面白いと思うんよね。それはめっちゃやりたいんよ。そういうグループなんかを作りましたっていうと面白いと思うんやけど。
―それは一回作ってるんやけど、止まってるんよね…学校や生徒とどうやったらつながれるかっていうのが課題やね…大体毎年1回くらいは話をしに行ってはいるんやけど、継続的に関わりを持てるような形でね。
そうなんよね。イベントじゃなくて、ちゃんとプロセスを共有できるというか。進路相談とかできんのかな~(笑)。
今でも進路で迷ってると思う人がいると思うんやけど、僕は社会福祉が専門やし、そういう形で、理系、文系こういうのがありますよっていうのを提示できればいいんじゃないかな。
―そうそう。そういうのに協力してくれる卒業生の名簿が10-20人くらい、前集まったんやけどね。こういう大学で勉強したり仕事してたりして、こういう相談なら乗れますみたいなリスト作ってこういう卒業生いるんで、進路相談とか乗れますよっていう話も持ってったことはあるんやけど、それはあんまりうまくいかず実現してないね…だから、もう1回それをやってみるっていうのもあるし。ただ、先生も忙しいからね…田部ともおいおいそのへんを相談させてもらうわ。
最後に聞きたいのが、五ヶ瀬に入って良かったことや今に活かされていることってどんなことがある?
6年間の自分を見る目ができたっていうのはありがたいね。客観的にこうやってさ。
たぶん普通の学校だったらこんなに話せんかったと思うから、そういう意味では、自分がいろんな人たちに支えてもらっていうのをちゃんと自覚できたりとかは良いね。
あとは自分の弱いところ強いところも含めて整理ができるようになったのは良かったなと。それは五ヶ瀬に行ってたおかげやろうなと。
―他のところじゃ難しかったやろか?
個人的にはそう思うね。それは最近のブログのコメントにも書いたけど、見本になる人がメディアとか遠くの部分になると、僕のことを知らない人を見本にして、その人の一時の一部分を見て、こうなりたいと思うと思うの。
でもこの人の挫折した部分とか下積みした部分とか、そういうのは言葉や文字でしか知れないのよね。というので、興味関心が遠いところに向いてたら、たぶん僕が自分の中で大切にしたいものっていうのはもっと少なくて言葉にできなかったと思う。
逆に、6年間の同級生もそうやし、先輩とか先生もそうやけど、そういう時間の流れを通して、「この人いいなぁ」と思った時の自分であったりとか、そういう僕を10年経った今、どう捉えたのかっていうのを考えるのは、たぶんあの環境があったからできるんちゃうかなと。
―それは身近にロールモデルがいたってこと?
そうそう。理想とするロールモデルがたくさんいたからさ。例えば、甲斐先輩みたいに、ああやってユニークで立派な人を見るとええなぁと思ったり、上水先輩みたいにあんだけ勉強できて頑張ってる人見ると、ああすげえなぁって思ったりとかさ。
そうやって先輩に対しても同級生に対しても、それぞれに良いなあって思うけど、じゃあ自分はどうなんかとかを、少しずつ考えられるようになったかな。
当時はそこがなかったんやけど、今の僕にしてみると、そうやって悩んだり、身近にそういうロールモデルがあってその後もつながってたからこそ、自分のロールモデルっていうのが、今の自分っていうかたちでできてきたんやと思う。できてきたっていうか、言えるようになったんやと思う。
―なるほど。逆に、こういうことをやっておけば良かったっていうのは?
それはハメを外すことかな。あそこはあんまり外れることがないからさ。当事者の人たちもそうやけどさ、「あんたは真面目に育ってきたんやね」って言われるんよね。
あかんことなんやけど、いろんな人生経験をしてた方が良いなっていうのがあって。そういう体験をしてないっていうのは、ある意味もったいないし、多少は知りたかったかなと思う。
―それは分かるなー、分かるけど、どっちかをとったらどっちかをとれないって感じやなー。
だから五ヶ瀬でそれをとろうと思ったら、もっと地元に入っていくとかになると思う。
五ヶ瀬中等教育学校っていうところのコミュニティじゃなくて、五ヶ瀬町っていうところにもっと落とし込めば、そこらへんの部分も、関わりを持てて知ることができたかもしらん。僕は薄かったからさ。
―三ヶ所とか、もっと日常的な、近い関わりを大事にしてたら違ったかもしらんよね。
まだ学校ができて新しかったから、最初の頃は五ヶ瀬町の人たちも、五ヶ瀬中等教育学校の子どもはお客様みたいな印象がたぶんあったんだろうなーって思う。
だから、ホームステイなんかもそうなんやろうけど。それが、自分の地域の中のひとつのもんやというところまで落とし込まれる過程が、今どうなのかっていうのは分からん。
時間の経過の中でそれを担っていくのがしんどくなって、お客様だけ残って、地域が離れていくっていう可能性もあるし。
逆に神楽みたいな形で溶け込んでる部分もあるやろうし。どっちなんか分からんね。僕は当時もそうやけど、今もそんなに地域に関わってないから。そこらへんはドン君のほうが分かるんとちゃうかな。
―同じ問題意識やね。どっちかっていうと、お客様だけになっちゃってるんじゃないかなっていう心配があるな。あとは、五ヶ瀬でやったことや学んだことが今に生きていることって何かある?
うーん、もっと学んどきゃよかったなってことはたくさん思うけど(笑)。
やっぱり人間関係を学んだよね。人づきあいだったりとか。つながりを大事にする部分とか、そういう思考には五ヶ瀬がすごく影響してると思う。
たぶん僕がここで話したことは、全部が全部理論で当てはめられるかっていうとそういうわけじゃなくて、僕の個人的な考えが半分以上占めているから、その部分をこうやって話せるようになったのは、たぶん五ヶ瀬の体験がもとになっているんよね。
―お菓子作りとかもそういう役割と関係してたん?
僕は元々好きやったからさ、お菓子作りとか。それで話すと面白いよね。
―あと、ブログのコメントで書いてた、自分で自分の道を歩きはじめる時っていうのは田部の場合はどこやったん?
大学3-4年くらいかな。
―なんでそう思うの?
ひとつは自分の就職の志望とかがある程度決まった頃だから。もう社会福祉の現場でどっぷりとやっていきたいと思ったのがひとつ。
あともう一つは今みたいなこういう考え方ができるようになったから。
―ある程度客観的に自分を見れるというか?
そうそうそう。活動とかも、前の上水先輩に手紙送ったりとか、甲斐先輩の部屋に遊びに行ったりとか、そういうような無意識の自分の興味・関心っていうのではなくて、大学の頃はいろんな勉強会つくったりとかしてたんやけど、意識して先生たちや同期にも投げかけて仲間集めて、そういう勉強会を作ったりとか活動をするようになった。
そういう意味では、自分の資質っていうのをちゃんとつかえるようになってきた。使えるようになり始めたのがその頃やったから。そういう意味では、そこらへんかな。
僕はまだまだできてないんやけど、社会福祉、ソーシャルワークの用語で、「自己覚知」っていうのがあってさ。要は、自分の弱みとか強みとかを含めた特性であったり、自分の思考・志向であったり、課題であったり、社会の中の自分自身を知ることが大事って言われているんよね。
というような自己覚知が専門職には必要だっていう話になるんやけど、それに近いものがあるのかな、自分の道を歩くっていうのは。
―それはどういう場面で使われる用語なの?
僕らの試験でもよく出てくるけど、対人援助職でやってると、相手の話にすごい取り込まれてしまって自分を見失ったり、逆に自分が相手を振り回してしまったりとかがざらに出てくるんよね。無意識のうちに価値観を押し付けてたり、自己決定を阻害したりとかもあるし、逆に燃え尽きであったりとか、自分を見失ってしまことにつながる。
その時に専門職としての「自分」っていうのは何なのか、自分の肩幅で何ができるのかっていうところをきちんと捉えることが大事だと。
相手の視点に立たんといかんっていうのが僕らの専門職の立場やから、相手の側に寄り添った時の僕っていうのがどう写っているのかっていうことと、専門職としての僕、僕から見た相手っていうのと、僕を含めた僕の社会を整理して面接、相談支援っていうのはやらんといかんっていうふうに言うんやけどね。
そこのところをどれだけ自分の中で意識して取り込めるか。そういう意味では、僕はまだ専門職としてはまだまだ足りんけど、ある意味そういうのを意識し始めたり、考え始めたのが大学の3-4回生くらいかな。
―なるほど、良く分かった。それはすごい大事な話だな。普通の大人でもそれできてる人少ないでしょ。
ソーシャルワークはどれでも良いからパッと1つ読んでみると面白いよ。社会福祉系の大学を卒業した子っていうのは、民間で言うと銀行窓口とかに採用されることもあるんだ。
っていうのは、相手には何が必要か、何を相談に行きたいのかっていうのを対話の中でくみ取るから。上から目線であったりとか、こっちの枠組みであったりとかではなくて、相手の話をまず聞いて、何が必要かっていうのを捉えることを学んでるからね。
ここ最近は分からんけど、前はそうやって採用が決まる人もいたよ。
―なるほどねー。そういうこともあるんやねー。面白いなー。
今日は同級生と言えど当時は分からんかったことも分かったし、いろいろと勉強になりました。
ありがとう!
以上です!
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