前回は、グローバル人材になるために
必要だと考えられる力について考えました。
そこで、今回は、それを踏まえて、
五ヶ瀬中等教育学校で過ごす上で
グローバルに通用する人材になるために
どういう考え方や力を身につけたら良さそうか
考えていきたいと思います。
■グローバル≠海外
まず1つ述べておきたいことがあります。
それは、「グローバル≠海外」ということです。
もちろん、この2つは通じるところは大きいのですが
あえてこういうことを言うのには理由があります。
それは、「グローバル=海外」と考えると、
まず先に海外に出て行くためにはどうすればいいか
という考えが先に来てしまい、
どうしても語学や渡航先、渡航方法などの
ツールや手段に目がいってしまうからです。
(少なくとも自分はそういうイメージを持っていました)
ですので、「グローバル人材」を目指そうと考えると、
英語を鍛えなきゃ、とか、海外留学の方法を調べなきゃ
とか思っちゃいそうな気もしますが
その前にやることがあるように思います。
■英語の前にやるべきこと
グローバル人材というのは、
日本を含めて世界中どこにいても
通用する人材のことを指すと思います。
英語の勉強ができるようになったからと言って
それで通用する人材になれるわけではありません。
TOEICやTOEFL、英検などの試験でいくら高得点をとろうが
コミュニケーションができなければ意味がありません。
もちろん、先の記事でも書いたように
英語はベースにはなります。
ただ、それはあくまでもツールとしてです。
それ以前に、自分自身を表現する力や
創造性やリーダーシップを磨くことの方が大事です。
そして、こういった力は日本にいても必要なものです。
結局のところ、グローバル人材に求められる力っていうのは
別に海外だけで求められるものではなく、
日本でも海外でも必要なものだと思います。
ですので、海外どうこうということを考えるよりは
まずは場所に関係なくこれから先
身につけていかんといかん力は何か、
その本質的なところはどういうところにあるのか
といったことを考えていった方が、
海外のことを先に考えるよりも逆に近道な気がします。
■五ヶ瀬中等教育学校の理念にもグローバル人材の育成
ここで、今一度学校の設置の理念を見てみましょう。
まず最初に
「国際社会で活躍する人材」
というのは「グローバル人材」と言い換えてもいいでしょう。
つまり、五ヶ瀬中等教育学校では、
単に地域のことを学ぶだけではなく
それをベースにして日本や国際社会で
活躍していく人材の育成が目指されているのです。
自分が在学中はあまりこれを意識したことがなかったのですが(^^;)
やはりこれから
理念の中ではさらに、
キーワードとしては主体性、協調性、創造性などがあがっています。
このあたりは、前回の記事で述べた
セルフスターター、コワーク、学び続ける力
などとも通じるものがあると思います。
■五ヶ瀬でやったら良さそうなこと
理念にもグローバル人材の育成につながることがうたわれていますが、
それでは五ヶ瀬時代にどういう経験をしたら良いのでしょうか。
この問いの答えを主体的に考えていくこと自体が大事だとは思いますが、
僕が社会に出てから振り返って感じたことで
参考になりそうなことを2つ書いておきます。
まず1つ目はリーダーシップをとる経験を増やすことです。
以前も書いたかもしれませんが、
五ヶ瀬は1学年最大40人と少人数の学校ですので
自分がリーダーになって何かをする機会がごろごろ転がってます。
良いリーダーには、ある日突然なれるわけではなく、
やはり練習したり、場数を踏んだりすることが大事だと思います。
そうした観点から、五ヶ瀬ではそういった場がたくさんありますので
積極的にその機会をつかまえると良いんじゃないかなと思います。
とは言っても、僕自身はあまり積極的に
そういう機会をとったわけではなかったので
あまり偉そうなことは言えませんが…
ただ、自分自身への反省も込めてそう思います。
もう1つは、セルフスターターになる、すなわち、
自分が中心になって何か新しいことを始めてみることをお勧めします。
これも自分自身があまりできていなかったことで
今振り返ってやれば良かったなーと思うことでもあります。
学校や寮で新しい行事を考えるのでも良いですし、
部活で新しい練習の方法を始めるのでも良いですし、
友達と新しい遊びをやり始めるのでも良いかもしれません。
どんなに小さなことでも
自分が主体となって何かを始めてみた経験というのは良い財産になり、
その後の人生にとっても良い経験になると思います。
最後に、協調性やコワークの部分というのは
五ヶ瀬で生活していれば嫌でも身につくと思うので(笑)
これはあまり明示的に意識しなくても良いかなと思っています。
なので、優先順位としては、リーダーシップとセルフスターター
この2つを意識できると良いのではないかなと思います。
とりあえず、グローバル人材というキーワードで
感じたことをつらつらと書いてきました。
このテーマは、自分自身の今後にも関わることでもあるので
また継続的に考えていきたいなと思います。
必要だと考えられる力について考えました。
そこで、今回は、それを踏まえて、
五ヶ瀬中等教育学校で過ごす上で
グローバルに通用する人材になるために
どういう考え方や力を身につけたら良さそうか
考えていきたいと思います。
■グローバル≠海外
まず1つ述べておきたいことがあります。
それは、「グローバル≠海外」ということです。
もちろん、この2つは通じるところは大きいのですが
あえてこういうことを言うのには理由があります。
それは、「グローバル=海外」と考えると、
まず先に海外に出て行くためにはどうすればいいか
という考えが先に来てしまい、
どうしても語学や渡航先、渡航方法などの
ツールや手段に目がいってしまうからです。
(少なくとも自分はそういうイメージを持っていました)
ですので、「グローバル人材」を目指そうと考えると、
英語を鍛えなきゃ、とか、海外留学の方法を調べなきゃ
とか思っちゃいそうな気もしますが
その前にやることがあるように思います。
■英語の前にやるべきこと
グローバル人材というのは、
日本を含めて世界中どこにいても
通用する人材のことを指すと思います。
英語の勉強ができるようになったからと言って
それで通用する人材になれるわけではありません。
TOEICやTOEFL、英検などの試験でいくら高得点をとろうが
コミュニケーションができなければ意味がありません。
もちろん、先の記事でも書いたように
英語はベースにはなります。
ただ、それはあくまでもツールとしてです。
それ以前に、自分自身を表現する力や
創造性やリーダーシップを磨くことの方が大事です。
そして、こういった力は日本にいても必要なものです。
結局のところ、グローバル人材に求められる力っていうのは
別に海外だけで求められるものではなく、
日本でも海外でも必要なものだと思います。
ですので、海外どうこうということを考えるよりは
まずは場所に関係なくこれから先
身につけていかんといかん力は何か、
その本質的なところはどういうところにあるのか
といったことを考えていった方が、
海外のことを先に考えるよりも逆に近道な気がします。
■五ヶ瀬中等教育学校の理念にもグローバル人材の育成
ここで、今一度学校の設置の理念を見てみましょう。
まず最初に
「来るべき21世紀の日本を担い、国際社会で活躍する人材を育成する」とあります。
「国際社会で活躍する人材」
というのは「グローバル人材」と言い換えてもいいでしょう。
つまり、五ヶ瀬中等教育学校では、
単に地域のことを学ぶだけではなく
それをベースにして日本や国際社会で
活躍していく人材の育成が目指されているのです。
自分が在学中はあまりこれを意識したことがなかったのですが(^^;)
やはりこれから
理念の中ではさらに、
「森林という自然を教育のフィールドとして、自然に対する畏敬の念を育て、若人らしい野性味や冒険心の育成と回復に努め、 豊かな人間性と創造力・協調性を培い、主体的に生きる人間の育成を図る。」と述べられています。
「主体的な学習や体験学習、体験活動等を通し、自己教育力の育成を図る。」
キーワードとしては主体性、協調性、創造性などがあがっています。
このあたりは、前回の記事で述べた
セルフスターター、コワーク、学び続ける力
などとも通じるものがあると思います。
■五ヶ瀬でやったら良さそうなこと
理念にもグローバル人材の育成につながることがうたわれていますが、
それでは五ヶ瀬時代にどういう経験をしたら良いのでしょうか。
この問いの答えを主体的に考えていくこと自体が大事だとは思いますが、
僕が社会に出てから振り返って感じたことで
参考になりそうなことを2つ書いておきます。
まず1つ目はリーダーシップをとる経験を増やすことです。
以前も書いたかもしれませんが、
五ヶ瀬は1学年最大40人と少人数の学校ですので
自分がリーダーになって何かをする機会がごろごろ転がってます。
良いリーダーには、ある日突然なれるわけではなく、
やはり練習したり、場数を踏んだりすることが大事だと思います。
そうした観点から、五ヶ瀬ではそういった場がたくさんありますので
積極的にその機会をつかまえると良いんじゃないかなと思います。
とは言っても、僕自身はあまり積極的に
そういう機会をとったわけではなかったので
あまり偉そうなことは言えませんが…
ただ、自分自身への反省も込めてそう思います。
もう1つは、セルフスターターになる、すなわち、
自分が中心になって何か新しいことを始めてみることをお勧めします。
これも自分自身があまりできていなかったことで
今振り返ってやれば良かったなーと思うことでもあります。
学校や寮で新しい行事を考えるのでも良いですし、
部活で新しい練習の方法を始めるのでも良いですし、
友達と新しい遊びをやり始めるのでも良いかもしれません。
どんなに小さなことでも
自分が主体となって何かを始めてみた経験というのは良い財産になり、
その後の人生にとっても良い経験になると思います。
最後に、協調性やコワークの部分というのは
五ヶ瀬で生活していれば嫌でも身につくと思うので(笑)
これはあまり明示的に意識しなくても良いかなと思っています。
なので、優先順位としては、リーダーシップとセルフスターター
この2つを意識できると良いのではないかなと思います。
とりあえず、グローバル人材というキーワードで
感じたことをつらつらと書いてきました。
このテーマは、自分自身の今後にも関わることでもあるので
また継続的に考えていきたいなと思います。
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